日本には桜の名所がたくさんありますが、
それぞれの名所には、いろんな種類の目玉の桜がありますよね。
すべての桜の種類を覚えることは不可能ですが、今回は、桜の種類としてみなさんが知っているような有名な桜だけをまとめました。
桜の種類はほんとに多くてすべてを覚えることはできません。
なので最低限、ソメイヨシノやしだれ桜など有名なものを深く掘り下げて知っておきましょう。
Contents
桜の種類で有名なものを徹底解剖
では桜の種類として有名なものにはどんな桜があるのでしょうか。
ここには皆さんお馴染みの染井吉野（ソメイヨシノ）、枝垂桜（シダレザクラ）、八重桜（ヤエザクラ）、寒桜（カンザクラ）と最低限必要な4つだけを覚えていきましょう。
染井吉野（ソメイヨシノ）
ソメイヨシノは聞いたことある方が多いのではないのでしょうか。
それはそのはずで、桜の名所のほとんど（8割程度）は、ソメイヨシノなんですよ。
まさにソメイヨシノは、桜の日本代表ですね。
薄紅白色の花が華やかに咲くのが特徴。
ソメイヨシノは、江戸末期から明治初期頃から存在する園芸品種と呼ばれる桜です。
ソメイヨシノの誕生秘話としては、葉よりも先に咲くのが江戸彼岸桜（エドヒガンザクラ）と
大島桜（オオシマザクラ）をミックスしてできたと言われています。
開花時期は、3月下旬～4月上旬頃で、桜の開花予報はソメイヨシノを基準にされてるんですよ。
枝垂桜（シダレザクラ）
枝垂桜（シダレザクラ）は枝が柳のようにしなって咲いているのが大きな特徴で、
糸を垂らしたように見ることから別名、糸桜（イトザクラ）、大糸桜（オオイトザクラ）と呼ばれています。
シダレザクラは、江戸彼岸桜（エドヒガンザクラ）の一種で、
有名な種類としては、八重紅枝垂（ヤエベニシダレ）、清澄枝垂（キヨスミシダレ）、紅枝垂（ベニシダレ）
開花時期は、3月下旬～4月中旬ですが、ソメイヨシノよりも１週間程度早いです。
八重桜（ヤエザクラ）
野生の山桜に対して人里の桜ということで、里桜と呼ばれています。
その花の形から牡丹桜とも呼ばれてます。
八重に咲くので見た目がフサーっとしてるのが特徴。
ただし注意が必要なのが、八重桜は桜の品種の名前ではないのです。
八重咲きになる桜をまとめてそういう括りの呼び方をしているんですよ。
なので八重桜というグループの中に、いろんな桜の名前があります。
ヤエベニシダレやシオガマザクラなどがそうですよね。
開花時期は、4月中旬～5月初旬頃、ソメイヨシノと比べて桜の開花が2週間ほど遅いんです。
寒桜（カンザクラ）
寒桜の花は一重咲きのため小ぶりに見え、とても可愛い印象を受ける桜です。
早咲きの河津桜よりも早く咲くという早咲き桜で、花の色は淡紅色になります。
暖地では１月中旬から花が咲きだす桜で熱海桜とも呼ばれています。
また寒緋桜と山桜の雑種によってできた桜と言われています。
まとめ
いかがでしたか?
ソメイヨシノなど皆さんが聞いたことがあるおなじみの桜ばかりですが、
その特徴を知っておくのは日本人としてはもはや常識です。
が、ほとんどの人がソメイヨシノがどんな桜かすらも説明できていません(;_:)
しっかり勉強して日本語が話せる外国人に説明できるくらいにはなりましょう。
【ソメイヨシノやしだれ桜が観れる桜の名所の情報はこちら】
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