志望動機を難しく考えすぎな人が今すぐ変えるべき1つのこと

転職

就活で一番大事といっても過言ではないのが志望動機
考えれば考えるほど、わからなくなってくるのも志望動機ですね(笑)
多くの人は難しく考えすぎています。

では志望動機はシンプルに考えればいいのか?
実は、そういう問題でもないんです。
志望動機を難しく考えすぎている人は他人軸で志望動機を考えています。
これを変えない限りは、志望動機の闇にハマってしまうでしょう。

志望動機は自分軸で考えると簡単に書けるようになります
この辺を深堀りしていきたいと思います。

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志望動機を難しく考えすぎる原因は他人軸です

冒頭でも言いましたが、志望動機を難しく考えすぎている人は他人軸な人です。
僕も友人の就活相談に乗ることがありますが、上手くいかない人の多くは他人軸で考えてました。

会社に合わせようとしてしまう

もしかして志望動機を作るときに、こんなことを考えてはいませんか?

  • 会社に気に入られるためにはなんて言えばいいんだろう
  • なんて言えば他の人より自分がよく見えるだろう
  • 言ってはいけないことはなんだろう

これらは他人軸の思考です。

こんなふうに考えと、会社ごとに志望動機を書かなければいけない状態になるし、
自分が本音で思っていることではないから、うまく書くことができないし、
面接でも言葉が詰まるでしょう。

たとえその会社に受かったとしても、会社で働くのが辛くなるのは明白です。
なぜなら他人軸で選んだ会社は、本当に入りたかった会社ではないからです。

ひょっとして就活も他人軸でやってませんか?

こんな人は就活も他人軸でやってしまっている可能性があります。
いや間違いなく他人軸でしょう。断言できます。

  • 親が喜んでくれる会社か?
  • 友達にすごいと言われる会社か?
  • 友達より高い年収がもらえるか?
  • この会社に入ったらモテるのか?

こういった思考も全部、他人軸の思考です。

面接でうまくいかない理由も他人軸だから

他人軸な人は志望動機に限らず、面接でもうまくいくことはないです。
なぜなら、自分の言葉で語っていないからです。

面接官が重視するのって、自分の言葉で言っているかどうかってことなんですよね。
これは面接官も簡単に見抜くことができます。

自分の言葉で語っていないと感情が伝わってこないんですよ。
だから人を動かすことができないんです。

例えば、好きな人に告白するとき、誰かに考えてもらった告白文を伝えようとしても、
うまく伝えることはできないですよね?
それと一緒です。
感情を伝えるには他人軸では無理なんですね。

志望動機を難しく考えすぎている人は自分軸で志望動機を考えてみよう

志望動機を簡単に作るにはどうしたらよいか。

志望動機を難しく考えすぎている人は他人軸だから。
他人軸だと志望動機をうまく作れない。

という話をしてきたので、わかるかと思いますが、自分軸で考えるようにすることです。

これは就活や転職活動に限った話ではなく、自分軸で生きるということが今求められています。
ホリエモン著の「本音で生きる」がベストセラーとなってましたが、それも時代性だと思います。

話がそれましたが、自分軸でどう考えていけばよいか説明していきます。

志望動機はWhyから考える

TEDTALKで一躍有名になったサイモンシネック氏は、人はWhyで動くということを言っています。

そもそもWhyは自分をやる気にさせてくれます。
なぜなら、人間の欲望はWhyから始まるからですね。

コンサル業界にもなぜなぜ分析というものがありますが、これは志望動機でこそやるべきだと僕は思ってます。

  • なぜ自分は働くのか
  • なぜ就職したほうがいいのか
  • なぜ自分はその仕事がやりたいのか
  • なぜ自分はその業界に行きたいのか
  • なぜ自分はその会社に入りたいのか

あくまで一例ですが、こういったことに対してWhy(なぜ?)という問いかけを持ち考えに考えましょう。
特に僕は、なぜ働くのか?という問いは絶対にしておくべきことだと考えてます。
以下の本は、働き方についてまとめられていてキャリアについて考える人は必読本です。

過去を棚卸しする

Whyは過去の経験から探していきます。
今まで経験してきたことこそ、僕らを突き動かしてくれる源泉となります。

ただ単に過去を振り返るのではなく、過去の経験で自分の感情が動いたのはどこだろうか?という視点で棚卸しをすると、
自分がワクワクすることや逆に嫌なことがわかります。

棚卸しの仕方は、モチベーショングラフを使うといいです。
以下のように、横を時間軸にして、縦を心の充実度(モチベーション)に設定してグラフを書くだけです。

働くときに大事にしたい価値観は?

モチベーショングラフを書いて過去を棚卸しをすれば、自分の感情が動くことがわかってくるでしょう。
この段階で、働くときに大事にしたい価値観を考えていきます。

  • やりがい
  • 人間関係
  • プライベートな時間
  • 働く場所
  • キャリアアップ
  • 給料
  • 名声

こういったリストから価値観に優先順位をつけてみてください。
実際に働いているところを想像しながら考えてみるといいです。
また将来的には?という視点も入れておくとよりベストな選択ができるようになるはずです。

もっと簡単にするなら、藤原和博の必ず食える1%の人になる方法で説明されている以下のマトリックス図が考えやすいです。

藤原和博の必ず食える1%の人になる方法
  • 経済的価値か経済以外の価値という軸
  • 権力志向か独立志向かという軸

の2軸で整理しやすくなってます。

嫌われる勇気を持つ

ここまで来たらだいぶ自分が働くときに大事にしたい価値観が見えてきたと思います。
過去から考えているので、自分の言葉で語ることができるようになってきていると思います。
あとは、それに具体的なエピソードを加えれば立派な志望動機ができるはずです。

最後に一番大事なことを言わせてください。
それは、嫌われる勇気を持つということです。
自分のやりたいこと、価値観を強く貫いてください。

きっとつらいことがたくさん起きます。

就活でたくさん落とされるかもしれません。
親や友達に反対されるかもしれません。
面接官に否定されるかもしれません。

たくさん嫌われてください。

それでもなお、自分軸を貫いてください。
もはや志望動機とは関係ないかもしれません(笑)

他人なんてどうでもいいんです。
他人は助けてくれません。
手は差し伸べてくれると思いますが、すべては自分で切り拓くしかない。

だからこそ、誰に嫌われようとも、自分を大切にしてください。
そんな姿勢が就活の成功につながります。
自分軸でうまくいったことは、資産となってくれるはずです。