会社をクビになる人はどんな人だろう?
仕事ができない人?能力がない人?
近いですが、ちょっと違います。
クビになるかどうか、それは20代の過ごし方で決まると僕は考えてます。
クビになる人の共通点は、楽している人だと言い換えることができます。
楽しているとなぜクビになるのか。クビにならないためにはどうすればいいのか。
深堀りしていきます。
会社をクビになる人の共通点:楽している人
楽しているとは、
- 嫌な仕事はしたくない
- 挑戦したくない
- できれば面倒なことはしたくない
- できれば仕事したくない(笑)
といった状態です。
では楽している人がクビになってしまう、いくつかの要因をより具体的に解説します。
スキルが身につかない
楽をしているとスキルが身につかないです。
スキルは基本的には仕事によって磨かれるもので、
仕事に一生懸命打ち込むほどどんどんスキルアップしていきます。
しかし、楽をしている状態は、負荷がかからないので、スキルアップしません。
この辺は、筋トレに例えるとわかりやすい。
軽い負荷だとなかなか筋肉は大きくならず、
逆に重い負荷をかければかけるほど、筋肉が発達していきます。
スキルがない人は、会社のみならず、市場からも求められません。
昇進しない
楽している人は、挑戦することを避けます。
挑戦するとめんどくさいことがたくさんあるからです。
当たり前ですが、挑戦しない人は、昇進しません。
昇進は困難なことを達成できた人がするものです。
昇進しないということは、真っ先にクビの候補になるというわけですね。
幸福度が低い
楽することは幸せだろうと思う人もいるかもしれませんが、
楽をしている状態は実は幸福度が低いということが科学的にもわかっています。
人は適度なストレスがあったほうが幸福度が高まるということが、スタンフォード大学の心理学者ケリー・マクゴニカル氏も述べています。
ケリー・マクゴニガル ストレスとうまくつき合う法
楽をすることは、ストレスはできるだけかけないようにする行動です。
ストレス過多もよくないですが、ストレスが全くない状態というのはあなたにとってもよくないことなんですね。
いやぁ、、、美人さんで話が頭に入ってこないですねw
大事な仕事を任せてもらえない
楽をしている人が会社で大事な仕事を任せもらえることはないです。
なぜなら大事な仕事ほど、困難だからです。
楽したい人に困難な仕事ができるとは到底思えませんよね?
こんなサイクルで、大事な仕事をさせてもらえなくなります。
大事な仕事がなくなればなくなるほど、会社にとってはどうでもいい人になってしまいます。
会社での信頼度が低い
大前提として、会社とは利益団体です。
スキルが低く、大事な仕事も任せられない、肩書も低いとなると、
会社で信頼してくれる人がいなくなります。
信頼されていない人が会社のクビからもっとも近い人というのは言うまでもないですね。
会社をクビにならないために、楽している人への処方箋
情熱を持てることを見つけよう
情熱を持て!というと、根性臭いかもしれませんが、ほんとに情熱がすべての土台となるんですよね。
情熱について深く落とし込んだいい考察を紹介します。
情熱とは行動することで湧いてくるもので、情熱があるから行動が起こるわけではないのだな、ということを体感しました。そのようなことを考えていたところ、先日東京大学の池谷裕二教授の記事を目にして、体感していたのと似たようなことだなと思いました。何もない状況で、新規の外界からの刺激を含む行動なしに唐突に情熱が生まれることは稀です。
情熱は行動から生み出されるものというのは間違いない気がします。
ただ、その行動の方針もできるだけ情熱を持てることのほうがいいですよね。
僕が考える情熱を持つ方法は、自分の才能を見つけることだと思ってます。
そのためには、以下の2つのことを考えるといいです。
- 強みを知る
- 過去の棚卸しをする
強みを知る
自分の強みを知るには、ストレングスファインダーという、Gallup社という世界No.1の調査会社が出している自己分析本です。
この本には、強みを見つけるための診断がついていまして、この精度が非常に高いです。
僕も2回くらい受けてますが、非常に参考になりますし、歳を経ると若干変わっていたりするのが面白いところです。
過去の棚卸し
過去の棚卸をするのも自分の才能の発見に役に立ちます。
中学生時代~今まで起きてきたことを年号で振り返っていくとよいです。
その際にその出来事で感情がどう動いかも記録すると、自分の価値感がより見えてくるでしょう。
過去の棚卸しをするときには、自分が今までの人生でもっとも時間もしくはお金を費やしてきたことはなにか?
という問いを考えましょう。
そこに才能が眠っているケースが高いです。
素敵な同世代に出会おう
情熱を持つということにつながってくるのですが、素敵な同世代に会うということも情熱を持つことに繋がります。
情熱を持てない人は、自分の可能性を信じることができていないんだと思うんですよね。
なぜ自分の可能性を信じることができないかというと、単に世界を知らないだけだったりします。
なので素敵な人と会って世界を知り、「今の世の中やりたいことは実現できるんだ」と可能性を信じることが大切で、
そのなかでも同世代との出会いが自分に火をつけてくれます。
そこにはやはりライバル意識が強く働きますし、何より同世代というだけで強い親近感を抱くというのが大きいと思います。
彼らと出会う手段は、いろいろあると思いますが、僕のおすすめは、
- オンラインサロン
- SNS
がいいと思います。
理由は両方とも同じ趣味・嗜好を持った人たちと出会うことができるからです。
また、ネット上で発信している人が多いので、ある程度は信用できますし、何より事前にその人の価値観を知ることができます。
オンラインサロン
オンラインサロンは僕も入っていまして、
に入ってます。
それぞれの詳細やオンラインサロンの特徴については省きますが、
これらはオフ会などリアルイベントを定期的に開催しているので、
そこに来る人たちと交流できます。
他に有名どころとしては、
などがありますので、興味のある方は公式サイトを見てみてください。
SNS
SNSでは自分の業界や趣味の界隈のインフルエンサーたちをフォローしましょう。
起業家界隈では、
- 前澤友作
- 堀江貴文
- 前田裕二
ブログ界隈で言えば、
- イケダハヤト
- はあちゅう
- マナブ
などがインフルエンサーです。
彼らをフォローしていくと、似た思考を持つ人たちがたくさんいることに気づきます。
彼らのなかで共感できるツイートをいいねしたりリツイートしたり、時にはコメントしたり、仲良くなったらDMしたりして、
積極的に交流していきましょう。
常に考え続けよう
今の時代はほんとに正解がなくなってきました。
ホリエモンですら近畿大学のスピーチで、「僕ですら2,3年先のことなんてわからない」
と述べていましたが、先がわからない時代だからこそ、
自分のアタマで考え続けるしかないんですよね。
- 自分にほんとに必要な情報はなんなのか?
- この情報は本当のことなのか?
- なぜこの現象が起きたんだろう?
- これがこうなったらどうなるだろう?
こういった問いを持ち続けていけば、自分で情報を取捨選択し、
自ら正しい答えを導けるようになっていきます。
この辺は僕もまだまだできていないので、継続して鍛えていきます。
スキルを身につけよう
会社をクビにならないために、なにか武器となるスキルを磨いていくことも忘れてはなりません。
20代でスキルを身につけないとヤバイ話
IT業界の将来性とおすすめする理由
自由に生きるための職業選びとスキル
できればプログラミングやWebマーケティングなど、
ネット社会を自由自在に操ることができるスキルを身につけることをおすすめします。
転職のすすめ:厳しい環境に飛び込もう
一番伝えたいのはこれでして、僕がベトナムでインターンシップしているときにお世話になった億万長者の社長に言われたのは、「誰よりも成長したいなら1番厳しいと思う環境に就職したほうがいい」ということでした。
適度なストレスは幸福をもたらすと先で述べましたが、
成長にもストレスが大きな好影響をもたすということも脳科学にわかっています。
環境の力ってほんとに偉大で、自分だけだと人はなかなか変わることはできません。
僕も怠け者なので、ブログを書くときは必ずカフェに行くようにしてます。
そうでないと、映画を見たりYoutubeを見たり本を読んだりといろいろしてしまいます。
大前研一さんも環境の力が人を変える手段の一つであると言っています。
人間が変わる方法は3つしかない。1つ目は時間配分を変えること。2つ目は住む場所を変えること。3つ目は付き合う人を変えること。どれかひとつだけ選ぶとしたら、時間配分を変えることが最も効果的。
大前研一
そして、人生の中で睡眠の次に多くの時間を費やす“仕事”の環境を変えることがもっとも手っ取り早いです。
20代のうちに、あなたが最も情熱を注げる分野を見つけ、仕事の経験を積みましょう。
20代であれば、転職はどうにでもなります。
20代におすすめの転職エージェント
今の会社をやめるつもりはなくても、エージェントに登録し、
相談しておくことをおすすめします。
まとめ
会社にクビになるのは楽をしている人でした。
クビにならないためには、
- 情熱を持てることを見つける
- 素敵な同世代に出会う
- 常に考え続ける
- 厳しい環境に飛び込む
の4つでしたね。
今回は以上です。ありがとうございました(^o^)