全斗煥(チョンドゥファン)大統領をご存知でしょうか?
3月31日に前大統領の朴槿恵(パククネ)が逮捕されました。
韓国大統領が逮捕されるのはこれで3人目になりますが、
1人目が盧泰愚(ノテウ)大統領、2人目は全斗煥(チョンドゥファン)大統領が逮捕され、死刑まで言い渡されています。
今回は全斗煥がなぜ逮捕され死刑判決にまでなったのかを明らかにするとともに、
韓国大統領がなぜ逮捕、死刑など悲惨な末路になるのかについても触れます。
そして全斗煥がどうやって死刑を免れたのかについてで締めくくりたいと思います。
全斗煥はなぜ死刑判決になったのか?
全斗煥は軍人上がりの大統領で、軍部反乱を起こすことによって大統領の座を勝ち取った成り上がり大統領。
軍人ゆえに虐殺者、独裁者などと言われる一方で、経済発展にも大きく貢献したことは評価されています。
全斗煥は粛軍クーデターと光州事件の首謀者、そして不正蓄財として、目を付けられていて、
退任後に粛軍クーデターが問題となり、死刑判決されました。
その後に無期懲役となり、結局は特赦になり死刑を免れたわけですが(笑)
死刑判決されたのに、免除?って思いますよね。
そうなんです、韓国には特赦と呼ばれるチート行為があるんです。
大統領は特赦を使えるのですが、特赦を使えば死刑囚でも救うことができるわけですね。
全斗煥の死刑が特赦されたのは、当時大統領であった金大中(キムテギョン)のおかげです。
全斗煥だけじゃない! なぜ韓国大統領は逮捕、死刑になるのか?
韓国大統領は代々悲惨な結末になっています。
その原因は、韓国大統領の権力の強さにあるそうです。
彼らは大統領任期中は何をやっても許されるのですが、任期終了後になると任期中にやっていたことを問われることになります。
任期中に莫大な権力を持つ韓国大統領は、企業へ圧力をかけ、癒着を行うなどが定番のケースになっています。
そのため任期終了後に死刑になったりするわけです。
任期中はとにかくやり放題!
任期終了後は悲惨な末路!
これが韓国大統領の姿です。
よーするに任期中にはマジックをかけることができ、任期終了後にはマジックが溶けてしまうわけですね(笑)
そのほかの大統領もだいぶやばい目に遭っていますね。
- 李 承晩(イスンマン) アメリカに亡命
- 盧武鉉(ノムヒョン) 収賄容疑をかけられ自殺
- 朴正煕(チョンヒ) 側近に頭部を撃たれる
いやー恐ろしいですね…
韓国大統領になりたい人なんてこれから先出てくるのでしょうか。
でも自業自得な人ばかりなのも悲しいところです。
しかし、韓国の国民もさすがにこれらの悲惨な末路に違和感を感じていて、この制度を変えたほうがいいという意見が多くなっています。
まとめ
いやー韓国の大統領は呪われてますね~
そして全斗煥は間違いなく悪名高く、極悪人です(笑)
ただ外出禁止令を解いたりしたのも金斗煥ですし、オリンピック招致したのも彼なので、
すごい人ではあったのでしょう。