結婚報告の年賀状への返信のマナーは?
結婚した新婚夫婦から結婚報告として年賀状が送られてくることもあることがありますよね。
この結婚報告の年賀状への返信はどうすればよいのか、いつまでに返信すればよいのかをまとめてみました。
結婚報告の年賀状への返信のマナーは?
自分が結婚式に出席した夫婦からの年賀状であれば、夫婦の連名で年賀状が送られてきますし、
それに対しての返信の年賀状の宛名は、夫婦の連名で返信するものです。
しかし、結婚式にも出席しておらず、なおかつ夫婦どちらか片方しか面識のない場合、年賀状の返信は夫婦連名にして送るのが正しいのか否かについて、わからなくなってしまうこともあります。
結婚した夫婦から年賀状が届いたとき、夫婦のどちらか一方しか面識がない場合、年賀状の返信は夫婦連名にすべきかと言えば、必ずしもそうではありません。
連名で年賀状が届いたからといって、どちらか一方しか面識がないようであれば、面識のある方の名前だけを書いて返信の年賀状を送っても問題ありませんので、安心してください。
結婚報告の年賀状の返信はいつまで?
年が明けるまでに年賀状を送っていれば、元旦に年賀状が届くようになりますが、思わぬ人から年賀状が届くこともあります。
そういったときは、いつまでに年賀状を返信すれば良いのかといえば、松の内までに返信すれば問題ありません。
松の内というのは、正月の松飾り(門松)を飾っておく期間のことを指し、
一般的には1月7日までを指すことが多いですが、関西では1月15日までを松の内としている地域もあります。
どちらにせよ、早めに年賀状の返信を送っておけば、松の内の間に届けることができますので、思わぬ人からの年賀状には早めに返信をしておきましょう。
当然ですが、年賀状が届いた相手への返信は、年賀状で行うのがマナーです。
メールや電話などで済ませることなく、年賀状で返信を送るようにしましょう。
万が一、手元に年賀ハガキが無く、近所のコンビニなどでも手に入れることができない場合は、通常の官製はがきや私製はがきを使っても構いません。
年賀ハガキではないハガキを年賀状として使う際には、宛名面に「年賀」と赤字で記載すると良いでしょう。
松の内に間に合わない場合はどうすればいい?
年賀状の返信がギリギリになってしまい、松の内の期間に先方へ届けることができるかわからない場合は、どうすれば良いのでしょうか?
意外と知られていないのですが、そういった場合は寒中見舞いとして返信するのがマナーになります。
松の内を過ぎてしまってから、年賀状を返信するのはマナー違反になりますのでやめましょう。
松の内の期間に年賀状を届けることができないようであれば、寒中見舞いとするのが良いでしょう。
寒中見舞いとして送ることができる期間としては、松の内が明けてから節分までとなりますので、年賀状の返信が間に合わなかった際には、そのようにするのが望ましいでしょう。
結婚報告の年賀状の返信はどう書く?
こちらからは年賀状を送っていなかった相手から年賀状が届いて、それに対して返信をするさいは、
年賀状をもらったことへのお礼と、年始の挨拶が遅くなったお詫びの言葉を添えるのがマナーとなります。
返信の年賀状の例文には下記のようなものがあります。
▼例文1
あけましておめでとうございます。
ご丁寧な賀状を頂きながらご挨拶が遅れ、誠に申し訳ございません
昨年はいろいろとお世話になりありがとうございました。
幸多き年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
今年も宜しくお願いします。
まとめ
いかがでしょうか?
年賀状をもらったことへの感謝と、返信が遅くなったお詫びについて記載していることがわかると思います。
年賀状が遅くなっても大丈夫です。
年賀状の返信が遅くなってしまったとしても、相手への感謝と心遣いを感じられる一言が添えてあれば、マナーとしても素晴らしいものになりますので、そういった形で年賀状を返信するのが良いでしょう。
素敵なお正月を過ごすためにも、年賀状の返信はしっかりしておきたいものですね。