節分にひな祭りに、ごちそうの時に食卓を彩る巻き寿司ですが、
手作りの巻き寿司を簡単にきれいに巻くコツはあるのでしょうか?
巻き寿司の巻き方を成功させるには、ステップごとにいくつかのコツがあります。
順を追ってご紹介します。参考になれば嬉しいです!
Contents
巻き寿司を巻くときのコツは?
巻き寿司を巻くときは、奥の酢飯の端部分と手前端部分を合わせるように巻きます。
また、巻くときには具材を押さえながら巻いてください。
一回巻いたら、巻きすの上からぎゅっと押さえましょう。
切った後ぼろぼろとこぼれないためです。
太巻きは丸くなるように巻きますが、
細巻きは四角くなるように手で押さえます。
奥側に巻いた巻きすの端を持ち上げて、巻きずしを奥へ転がすようにしたら、
もう一度上から軽く押さえます。
海苔の合わせ目を下にした状態で、5分なじませると完成です。
巻き寿司を切るときのコツは?
巻き寿司を切るときにもコツがあります。
よく切れる包丁を用意して、
包丁は濡らして、ぬれ布巾で水気を切って使います。
切るときは、力を入れずに、大きく動かして、
手前に引き切るように切ります。
お刺身を切るような要領です。
包丁に粘りがついてきたら、
ぬれ布巾で粘りをとるようにします。
太巻きの巻き方の実例は?
太巻きの巻き方は、こちらの実例動画を参考にしてください。
細巻きの巻き方の実例は?
細巻きの巻き方の実例動画はこちらです。
巻き寿司を巻くときに巻きすを使ったほうがいい?
巻きすは、巻き寿司になくてはならないものです。
100均のものでかまいませんので、用意しましょう。
巻きすには表と裏があり、
竹の皮の面で、平らなほうが表で、
そちらに海苔を置きます。
結び目は、奥に置きます。
巻き寿司を作るときに巻き込まないためです。
巻き寿司を巻くときの海苔の向きは?
海苔は、つるつるの面を下にして置きます。
巻き寿司を巻いたときに、つるつるの面が表面にくるようにするためです。
縦横も向きがあります。
海苔は縦長が正しい方向です。
太巻きはそのまま一枚使います。
細巻きは縦を二つ折りにして、半分に切ってから、
横長に置いて使います。
巻き寿司の酢飯の量や乗せ方は?
酢飯を乗せすぎるとうまく巻けません。
太巻きは、ごはん茶碗軽く2杯で、240gくらいです。
細巻きは、ごはん茶碗半分程度の80gくらいで、片手に乗る程度です。
酢飯の乗せ方ですが、
奥側を巻きしろとして、少しあけます。
太巻きは、奥を2~3cmくらいあけます。
細巻きは、奥を1cmくらいあけます。
これがしっかり巻くための秘訣です。
巻きしろを確保して、酢飯を置いたら、
ごはんつぶをつぶさないように気を付けながら、
指の腹で優しく広げます。
左右は海苔からはみ出さないように手を添えながら広げます。
太巻きの場合は、手前は5mmくらいあける程度まで広げます。
細巻きは、手前のすきまは気にしなくてもかまいません。
奥と左右を少し盛り上げるようにして、真ん中を平らにすると
具材を置くのによいでしょう。
巻き寿司の具材の置き方は?
具材はだいたい中央に置きます。
具材は、ばらけやすいので、こんぶやごまは奥に置きます。
太巻きの具材は、3~4種類にとどめて欲張らないのがコツです。
細巻きは、きゅうりだけとか、かんぴょうだけとか、
まぐろだけとか1種類で作りましょう。
まとめ
巻き寿司の巻き方のコツについてまとめます。
- 巻きすを使う。
- 海苔に巻きしろを残す。
- 酢飯や具材を適量にする。
- 巻いたあと、ぎゅっと押さえる。
- 巻きしろの海苔がなじんでから切る。
- 巻き寿司を切るときには、包丁を濡らして切る。