20代におすすめの転職エージェントは? ベンチャーから大手への転職に成功した僕が解説します

20代におすすめの転職エージェントは? 転職

  • 転職エージェントという存在を知っていますか?
  • 知っていても上手に活用できているでしょうか?

もしかしたら転職エージェントにたいしてあまりよくない印象を抱いている人もいるかもしれません。
あるいは、よくない転職エージェントを使ってしまい、
「もう二度と使いたくない!」なんて思っているかもしれません。

断言しますが、転職を成功させるコツは、転職エージェントをうまく使うことです。
なぜなら、僕自身が転職でベンチャー企業から大企業へ転職を成功させた経験があるからです。
また、僕の親友も転職エージェントを使ってブラック企業からホワイト企業への転職を成功させました。

転職エージェントはあなたの強力な味方です。
ただ、転職エージェントもピンキリで、悪いエージェントも中にはいます。
というわけで、ここでは転職エージェントのメリットや選び方、使い方まで解説します。

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転職エージェントとは

転職エージェントとは、転職先の会社を紹介していくれる会社のことです。
会社自体たくさんあるので、転職エージェントもIT系が得意なところから、看護系が得意なところまで、様々なタイプのエージェントが存在しています。

転職エージェントについての正確な定義は、やはり転職エージェント本体のマイナビさんがわかりやすく説明してくれているので、以下引用します。

転職エージェントとは、人材紹介サービスのひとつです。求職者が抱える様々なお悩みを解決し、その求職者にとって最適な転職をお手伝いしています。

今、転職市場はめまぐるしく変化を続けています。価値観やライフスタイルが多様化したこともあり、企業や求職者のニーズも多種多様になりました。

求職者の中には「転職活動を自分1人で進めていくのが大変だ」「どのような企業が自分に合っているかわからない」「自分の強みがはっきりしない」など、悩んでいる人もいるでしょう。

転職エージェントはそうした一つひとつの声に耳を傾け、後悔のない選択をサポートしています。

出典:転職サイトと異なる転職エージェントの特徴と役割について

転職エージェント6つのメリット

ここからはあくまでも僕が転職の経験をした中で感じた転職エージェントのメリットについて述べていきます。
一言でいえば、転職エージェントを使うと転職がものすごく楽になります。
具体的に6つのメリットがあるので、詳しく説明します。

1.自分の市場価値がわかる

自分でリクナビやマイナビといった転職サイトに登録して、
転職先を探すというのも王道の転職活動のひとつですが、
僕はこのやり方だけで転職活動を行うのはおすすめしません。

なぜなら、自分では自分の価値(どれだけ企業から求められているか)を客観視できないからです。
転職エージェントは、あなたとレベル感がマッチした企業を紹介したいので、

  • あなたのスキルで年収がどのくらいなのか
  • あなたと同世代の相場がどのくらいなのか
  • あなたのスキルは業界水準を満たしているのか

など現実をしっかりと教えてくれます。
なので、たとえ転職を考えていないとしても
転職エージェントを利用するというのはいいことなんですよね。

2.自分の希望する仕事を紹介してくれる

基本的には、希望の業界・職種、年収、会社の雰囲気を伝えると、
それに沿って求職者にあった会社を紹介してくれます。

これをすべて転職サイトで自分で探すのって結構時間かかるし、
そもそもどんな会社がいいのかの判断もつきずらいですよね。
エージェントの人は会社の雰囲気なども知っているので、
そういった情報が会社選びの基準になります。

3.仕事選びや書類、面接アドバイスにおいてアドバイスがもらえる

会社選びの前に、転職するうえで仕事選びって死ぬほど重要です。
選んだ仕事が好きじゃなかったり向いていなければ、
どんなにいい条件の会社に入っても、
活躍できなかったり、仕事がつまらない可能性があります。

転職エージェントでは、担当者自身の仕事選びの考え方だったり、
他の求職者はどう考えているか?などの生の声も聞けたりします。

実際に僕も、Webデザイナーを志望して転職エージェントに訪れたのですが、
そこの担当者が「君はデザイナーよりもディレクターや営業職のほうが雰囲気も合っているし、輝けるよ」
と言われ、急遽デザイナーはやめてディレクターを志望することにしました。

今思えばこの転職エージェントを使ってみてほんとによかったと思いました。
このように、転職エージェントとの出会いは人生を変えてくれるほどの影響を持っています。

4.会社の雰囲気を教えてくれる

2で少し伝えましたが、エージェントは紹介する会社の採用担当者とやりとりをしているので、
その会社についての雰囲気をよく知っています

こればっかりは、インターネットから拾えない情報ですし、
転職会議の口コミを見たとしてもほんとうのことはわかりません。

「この会社って僕に合いますかね?」こんな一見バカみたいな質問をしてましたが、
自分と雰囲気が合う会社に入ることこそ、職場の人間関係を良好にするための強力な手段となります。

5.電話などで気軽に相談できる

転職のことは転職のプロに聞いた方がいいので、何かわからないことがあったらどんどん聞くべきなんですよね。
特に20代で転職の仕方なんてわからないに決まってます。

それでも何かわからないことがあったときに、
エージェントの担当者に電話をかけるのは気が引けるという人もいますが、全然問題ないです。
僕もエージェントの担当者が綺麗なお姉さんだったということもあり、
何度も電話してました!(もちろんちゃんと転職の相談ですw)

6.決断の後押しをしてくれる

  • 今の会社を辞めたい
  • 全く違う業界に移りたい
  • 未経験の職種にチャレンジしたい
  • 内定をいくつかもらったけど、どこに行こうか…

こういった悩める決断のときにも、エージェントは背中を押してくれます。
僕がいくつか内定をもらってどの会社に行くべきか悩みに悩んでいたところ、
「センダマンさんはこの会社に行くべきです!なぜなら○○」と力説してくれたことがきっかけで、
今の会社に転職しました。

転職エージェントの選び方は?

転職エージェントを選ぶ軸としては、エージェントの担当者で選ぶのが吉です。
担当者は以下の4つの視点で選ぶといいです。

紹介する会社よりも求職者を大事にする担当者か

転職エージェントは、紹介先の会社からお金をもらうというビジネスモデルのため、
どうしても求職者よりも、会社びいきの判断をせざるを得ないところがあります。

それ自体は問題ではないのですが、それをあまりにも重視しすぎると、
求職者の求めているニーズよりも紹介先会社のニーズを大事にしてしまい、
あまり希望していなかった会社に紹介してしまうというケースも少なくはありません。

僕は、これについてエージェントの方針というよりも、
担当者の考え方に大きく左右されると考えてます。

つまり、エージェントが利益を重視していても、
担当者があなたのことをしっかり考えている人であれば、
求職者がもっとも幸せになれる会社を紹介してくれるでしょう。

自分の強みを導いてくれる担当者か

人と話しているときに自分の得意なことに気づいた!という経験はありませんか?
これは聞き手がうまく話を聞くことができたときに、
自然と話し手から出てくるものです。

転職エージェントの担当者の中には聞くプロも多数います。
あなたの過去の履歴や今までの求職者データ、担当者自身の経験から分析して、
あなたの強みを発見する強者がいるはずです。

そんな担当者を見つけることができたら、転職は成功したようなものですよ!

その人は相談しやすい担当者か

これめちゃくちゃ大事です!
上で電話で相談できるのがいいところと言ったのですが、
正直担当者によるんですよね(笑)
相談しづらい担当者も中にはいることでしょう。

なので、相談しやすい担当者を選びましょう。
僕は女性のほうが相性はよかったです。

企業のデメリットをしっかり伝えてくれる

エージェントが紹介する会社のメリットばかりを伝えてくるのはよくあることです。
これは担当者側の意識の問題ですね。

求職にとって100%いい会社なんてありません。あり得ません。
ゆえに必ずデメリットというのは存在します。

こういったデメリットをあえて多く伝えてくれる担当者は、信頼できるので重宝しましょう。
早く判断したい場合は、こちらからデメリットを聞いたときに、
素直に答えてくれるかどうかチェックしてみてください。

転職エージェントの賢い使い方

ここでは僕なりの転職エージェントの使い方を3つ紹介します。

転職エージェントは3社は使おう

転職エージェントは1社だけだと情報に偏りも出ますし、
そのエージェントが言っていることが正しいのかどうかも判断できません。

ゆえに、最低でも3社、多くて5社のエージェントに登録しましょう。
逆に多すぎても何を基準にすればよくわからなくなってしまいます。

紹介された企業が嫌だったらきっぱり断っていい

エージェントで紹介された会社はなんとなく断りづらいですが、
行きたい会社がなければ絶対に妥協してはいけません。

それだとエージェントを使う意味がないです。
なぜ嫌なのかをしっかり伝えたうえで、嫌であれば断りましょう。

担当者と仲良くなる

担当者に相談することが大事だと言いましたが、
これは担当者といかに仲良くなれるかにもかかってます。

仲良くなる努力をしましょう。
それには悩みをしっかりと打ち明け、頼りにしていることを示すことです。
これは心理学では自己開示と言い、相手と仲良くなるためのテクニックとして重要視されています。

20代におすすめの転職エージェント

前置きが長くなりましたが、20代に向けておすすめの転職エージェントを紹介します。
20代向けの転職エージェントがおすすめな理由は、既卒・第二新卒・未経験でもOKなので、

  • 他の業界・職種にチャレンジしたい人
  • 今フリーターの人
  • 新卒で入った会社をすぐ辞めたい人
  • 就職に失敗した人

が転職しやすいエージェントであるからです。

UZUZ

理由は、20代・既卒・第2新卒に特化しているからです。

UZUZの社員が全員、「元既卒」、「元第2新卒」なので、
理解してくれやすいです。

創業した社長の今村さん自身が、ベンチャー企業を9か月で退職し、
第二新卒の転職活動で苦労した経験したことから、
既卒・第二新卒の就職活動をサポートしたいという想いで立ち上げられた会社で、
僕もこの理念に非常に共感できます。

以下はUZUZの理念を見れば、20代の転職に力を入れていることがより鮮明にわかるでしょう。

「新卒至上主義」の価値観が根強い日本で、
第二新卒・既卒・フリーターと呼ばれる、
20代の若者たちをもっとウズウズさせたい。
彼らのキャリアをもっと魅力的に変えたい。
そう願って就活サポートを行っている、
新宿発の人材ベンチャー企業です。

出典:UZUZコーポレートサイト

DYM

DYMの特徴で特に他と差別化しているのは、

  • 就職率96%という圧倒的な実力
  • 書類選考なしで面接に行ける

の2点で、書類選考なしで、面接まで行けるのは紹介先会社の採用担当と良好な関係を持っている証拠です。
行きたい会社の雰囲気を知るのにもいいですね。

第2新卒エージェント neo

neoは国内大手の転職サイト「ネオキャリア」が運営しているエージェントです。

ブラック企業を排除し、優良企業のみを紹介するという理念でやっているので、
ブラック企業だけはいやだという方におすすめです。

転職は結局キミ次第だ

ここまで楽するために転職エージェントを使いましょう!と言ってきましたが、
一番大事なところを最後に伝えておきます。

それはエージェントに絶対に依存しないことです。

そのためにも、

  • 経歴・好きなこと・長所・短所といった自己分析
  • 自分の興味のある業界の研究
  • どんな企業があるのかという企業研究

といった、就活の素材となるものは、自分で事前に準備しておきましょう。