新潟総踊りは新潟県新潟市で開催される、県内最大の踊りのお祭りです。
今回は新潟総踊り2019の日程や見どころ、歴史、響連、能登氏、ホテル、駐車場情報などをまとめました。
Contents
新潟総踊り2019の日程は
新潟総踊り2019の日程は、
- 9月16日(土)10:00〜20:50
- 9月17日(日)10:00〜20:30
- 9月18日(月・祝)10:00〜19:30
で行われます。
▼有料観覧席
実は新潟総踊りを観覧するための有料観覧席があるんです。
万代十字路に登場する桟敷席は、会場を一望できます。
各会場で繰り広げられるプログラムはどれも観客の目を奪いますが、
中でも17日(日)の夜、万代十字路で披露されるフィナーレプログラムは格別。
▽9月17日のプラン
9:45~17:10
フリーシート/入場料500円
※再入場の際はプラス500円。
※当日販売のみ、事前購入は出来ません。
※全席自由席
17:30〜20:45
※全席指定席、チケット持参で再入場可
【桟敷席】
- スペシャル桟敷席/15,000円
- 桟敷席/9,000円
【ブルーシート席】
- 最前列席/4,800円
- 一般席/3,800円
- サイド席/3,000円
【パイプイス席】
- 正面席/2,500円
- サイド席/1,500円
▽9月18日のプラン
終日(9:55~19:30)
フリーシート/入場料500円
新潟総踊りの見どころは?
国籍も年代も超えたオールジャンル。それが新潟総踊りを表現する言葉として適切でしょう。
国籍も年代も言葉の壁のみならず、ダンスのジャンルすらも超える新潟総踊りには、開催期間中の3日間のために新潟県内のみならず全国各地、海外からも参加者が集います。
新潟総踊り2019では、過去最大の240チーム、15,000人の踊り子たちが参加することが決まっています。
ジャズダンスにフラメンコ、民謡に、創作ダンス、よさこいにチアなど、様々なダンスが240の参加チームによって披露されます。
予想がつかない展開と、力強いダンスは、思わず時が経つのを忘れてしまいます。
想いの込められた本気の演舞の数々は、思わず鳥肌が立つほどの見事さです。
17・18日のラストを飾る「総踊り」は、当日エントリーステージが用意されているので、飛び入りの参加も可能です。
総踊りでは踊り子・観客・スタッフ、総勢約5,000人が一緒に万代シテイ十字路を埋め尽くして踊ります。
振付は見よう見まねで大丈夫なので、興味のある方は参加してみてください。
新潟総踊りは大きな賞を次々と獲得しています。
- 「第20回 ふるさとイベント大賞 優秀賞」
- 「第2回 ジャパン・ツーリズム・アワード 国内・訪日領域ツーリズムビジネス部門賞」
- 「新潟市表彰」
- 「第14回 NIKS地域活性化大賞 奨励賞」
などですね~。
新潟下駄総踊り
2005年に開催された第4回に初めて発表され、新たな伝統として定着しつつあるのが新潟下駄総踊りです。
色鮮やかな衣装に身を包んだ男女が、激しく踊る姿は一見の価値があります。
踊る人たちはみんな小足駄を履いているのが特徴で、軽やかなステップに合わせて小足駄を踏み鳴らす音が響きます。
踊りには男振り、女振り、子ども振りというバリエーションがあり、目まぐるしく踊りが入れ替わっていく様子は圧巻です。
この新潟下駄総踊りはチームでの参加よりも、個人での参加が中心なだけでなく、飛び入りでの参加も可能なので、興味のある人は参加することで、お祭りをより楽しむことができます。
新潟下駄総踊りは、樽砧を叩く音から始まります。 江戸時代に漁師たちが樽や船底を叩いたことから誕生した樽砧は、嵐の海の竜神を鎮めるためでした。
その樽砧が新潟下駄総踊りという、新たな伝統のもとに見直されたことで、これからも新潟の街に伝え続けられることでしょう。
新潟総踊りの歴史は?
新潟がまだ船江の里と呼ばれていた約300年前。
新潟には三日三晩踊りあかすお祭りがあり、一年の五穀豊穣と無病息災を願って行われていたものです。
明治に入り、そのお祭りは祭禁止令により無くなりましたが、2002年に数名の若者たちが中心となり、新潟総踊りを立ち上げました。
はじまりは数名の若者が高知の須賀連の演武に感動し、お祭りの立ち上げを決意したことから始まりました。
新潟総踊りの立ち上げにあたり、若者たちはワゴン車で寝泊まりしながら県内各地でPRすると同時に各種手続きに奔走する毎日でした。
そして、記念すべき第1回。
1年の準備期間を経ての初開催には、参加チーム52、観客動員数13万人を記録し、各種メディアからも大きな注目を集めました。
以降、毎年のように新しい試みが取り入れられ、新潟総踊りは進化を続けてきたのです。
著作権にとらわれない、誰でも踊れる楽曲の制作、復興への祈りを込めた総踊り楽曲の制作。
海外遠征としてロシアと台湾で講演。
第9回の際には新潟総踊りで踊られる下駄総踊りが総務大臣賞を受賞しました。
以降も国際交流の拠点として、フランス・ナント市に日仏青少年協会の設立し、フランス・ナント市のチームも新潟総踊りに参加するなど、新潟のみならず、国際交流の場としても機能しています。
そして、記念すべき15周年を迎える2019年の楽曲は、新潟総踊りとゆかりが深い松浦晃久氏プロデュースによるポンキーズの「いろとりどり」が採用されます。
国籍、言葉、年齢、性別などあらゆる境界を越えた、あらゆる人が輝けるお祭りである新潟総踊りを彩ります。
新潟総踊りのホストチーム響連
新潟総踊りが始まった2001年に能登剛史、岩上寛、両氏が中心となって発足したボランティア団体の踊り子連が、響連のはじまりです。
「響連」は、チーム自体が新潟総踊りの実行委員であり、所属する踊り子たちは演舞のみならず、各方面で祭りの中心を担っています。
祭りの準備期間にはポスター貼りや協賛集めに奔走し、祭り直前までメダル作り、ウェルカムカード作りなどを行い、設営、祭り運営、撤去作業に至るまで、日々、祭りを動かし続けています。
謙虚で真面目な姿勢からも、県内外問わず多数のファンがいます。
そのため、入会希望者は後を絶たず、入会希望者を募れば応募者が殺到するほどの人気を誇っています。
地元の中高生にも大変な人気があり、「高校を卒業したら響連に入りたい」、「響連で踊りたい」といった声が多数あがります。
新潟総踊りの参加チームを統べるホストチームもであり、新潟総踊りの立役者でもある響連は、地元民だけでなく各地の参加チームからも愛される素晴らしいチームです。
新潟総踊りプロデューサー能登剛史氏とは
1973年生まれ。秋田県能代市出身。
2001年に現代よさこいの産みの親である國友須賀氏と出会い、共鳴する仲間と「新潟総踊り祭」を立ち上げました。
能登氏が新潟総踊りで夢見たのは、子供たちが本気になれる祭りを作ること。
仲間と汗を流し、躍動し、感動を分かち合う場。それが終わっても、仲間たちとの絆と、一つのことへ集中することの尊さを心に持ち続けられる場。
それが、能登氏が目指した新潟総まつりの本質です。
周辺ホテル
全国各地から参加チーム240、15,000人の踊り子が集まり、来場者数は50万人を超えることが予想されます。
全国各地から人々が集まりますので、宿泊を予定している人は早めにホテルを予約しましょう。
会場付近の周辺ホテルは下記になります。
- 東横イン新潟古町
- 東横イン新潟駅前
- 新潟第一ホテル
- 万代シルバーホテル
- アパホテル新潟東中通
- ホテルディアモント新潟
- ホテルサンルート新潟
アクセス
新潟市中央区万代/万代シテイ十字路ほか中心市街地
- JR新潟駅万代口より徒歩で10分
- 北陸自動車道「新潟西IC」、または磐越自動車道「新潟中央IC」より車で20分
駐車場
近隣駐車場を利用してください。
料金は各施設により異なります。
メイン会場付近の有料駐車場は下記になります。
▼アルモ万代1駐車場
駐車台数:19台
住所:新潟県新潟市中央区万代4丁目2
料金:08:00〜20:00 20分100円 (最大料金1300円)
20:00〜08:00 1時間100円(最大料金400円)
土日祝 08:00〜20:00(最大料金 800円)
▼ラブラ2駐車場
駐車台数:500台
住所:新潟県新潟市中央区万代1丁目4-8
料金:00:00〜24:00 30分220円
(最大料金 20:00〜10:00 1,000円)
▼万代シティ第一駐車場
駐車台数:400台
住所:新潟県新潟市中央区万代1丁目1-22
料金:00:00〜24:00 30分220円
▼交通規制
お祭り当日は、会場周辺に交通規制が敷かれます。
規制場所は、万代シティ、古町6、7番町、下本町商店街、こんぴら通り、山の下市場通り周辺となります。
世界が注目する新潟総踊りへ。
今や世界が注目するお祭りである新潟総踊り。
まだまだ新しいお祭りではありますが、これからも数々の歴史を生み出していくことでしょう。
他にはない、見ても参加しても楽しめるお祭りなので、ぜひ足を運んでみてください。