ニコチン、タール、一酸化炭素はタバコの3大有害物質です。
その中でもタバコを吸うなら知っておきたい、ニコチンの有害性。
ニコチンは強い毒を持ち、その猛毒性から殺虫にも使われているほど。
ニコチンは、ヘロインなどの麻薬よりも強い、中毒性を持ち、まさにキングオブザ中毒といっても過言ではないです。
今流行りのアイコス(IQOS)にもニコチンは含まれているので、注意してください。
ここではニコチンの害についてまとめました。
Contents
ニコチンの害による人体への影響
麻薬よりも強い中毒メカニズム
言わずもがなですが、ニコチンが及ぼす害について語るなら避けられないのがニコチン中毒です。
まずタバコは正式には、麻薬ではなく“毒”とされていますが、本質的には麻薬と何ら変わりないということを覚えておきましょう。
ニコチン中毒になるメカニズムとしては、喫煙によって、ニコチンが人体に注入されると、
報酬系回路と呼ばれるドーパミン系神経に影響を及ぼし、「気持ちいい」という感覚になります。
これは非常に依存性の強い麻薬のヘロインやコカインなどと同じメカニズムが脳内で働いているためです。
脳梗塞や心筋梗塞などの重大な病気になる可能性が高まる
ニコチンが注入されると、毛細血管が収縮し、血圧が上昇します。
その結果、血液の循環が悪くなり、心臓や脳に悪影響をもたらします。
悪化が進むと脳梗塞や心筋梗塞といった重大な病気にもなる可能性があります。
妊娠や赤ちゃんへの影響
これは女性のみへの作用になりますが、
ニコチンは、女性ホルモンの分泌を抑制するため、月経前症候群などを引き起こし、不妊の可能性も高くなります。
また赤ちゃんがお腹の中にいる場合、体内にニコチンがある状態で育った赤ちゃんは、成長が遅くなるとも言われています。
肌荒れ
血管の作用に関わるものですが、上記で述べた原因によって、血液不良となります。
その結果、血液が肌にめぐらなくなるので、肌の色が悪くなったり、肌のターンオーバー機能が正常に働かず、吹き出物やニキビなど肌荒れを促進させます。
また新陣代謝が悪くなることで、コラーゲンの生成されずに、肌にハリがなくなり、
しわやたるみもひどくなるため、老け顔やスモーカーフェイスになります。
タバコは老化促進物とも言われ、非喫煙者よりも5年から10年も老化が早く進むそうです。
一刻も早く禁煙しましょう。
ニコチンはいつ体から抜けるのか
ニコチンは体内に入ってからすぐにコチニンに変わります。
このコチニンが30時間以上で体から尿とともに排出されるので、
ニコチンが血液から抜けるのは、3日以上が目安でしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ヘロインよりも依存性が強いというニコチンは恐ろしいですね。
なのでアイコスを吸っても禁煙にはならないということです。
一番いいのはやはり禁煙することですね。