鎌倉まつりは、1959年に始まった鎌倉市が取り組む大行事です。
流鏑馬や静の舞、鎌倉ミスコン、パレードなど見どころ満載で、いづれのイベントも歴史ある瞬間を垣間見ることができます♪
今回の記事では鎌倉まつりの見どころや2019年の日程とイベント内容、流鏑馬の混雑状況、アクセス、駐車場情報などほぼ網羅的にまとめてあります♪
Contents
見どころ
鎌倉まつりの見どころは、やはり流鏑馬と静の舞です。
それぞれ伝統的なものですので、どんなものかしっかり把握しておきましょう。
流鏑馬
流鏑馬が何なのかを知るためには、流鏑馬の語源を知らないと始まりません。
流鏑馬の語源は、馬に乗って鏑矢(かぶらや)を射流すという意味の矢馳せ馬(やばさめ)から来ていて、
6世紀欽明天皇の時代に宇佐八幡宮(大分県)に神功皇后、応神天皇をお祀りし「天下泰平 五穀豊穣(てんかたいへい・ごこくほうじょう)」を祈願して、三つの的を馬上から射させられたことが始まりました。
流鏑馬は、天皇から始まり、源氏、武田と引き継がれ鎌倉の伝統になっている歴史ある礼法なんですね。
静の舞
静の舞の「静」は、静御前から来ています。
源の義経と別れたあと、頼朝の命によって鎌倉にやってきた、京の白拍子静御前(しらびょうししずかごぜん)は、吉野山で仕方なく別れた義経を想って舞ったことから始まりました。
静御前のその舞の美しさは、見ていた幕府の関係者を虜にしたと言われています。
静御前には当時義経との子どもがいましたが、頼朝と対立した義経の血を引く子どもなだけに、幕府は警戒してその子供を由比ヶ浜の海に沈めました。
この静の無念さや悲しさは、共感を呼び、今日まで静の舞は大切にされてきたのです。
なんとも悲しい物語ですが、物語を知っておくだけで感情移入して舞を見ることができますね♪
2019年の日程とイベント内容は?
鎌倉まつりの2019年の日程は、
4月9日(日曜日)~16日(日曜日)
です。
4月9日
- 13:00~ 2019ミス鎌倉お披露目
- 15:00~ 静の舞(場所:鶴岡八幡宮)
- 静桜(場所:流鏑馬馬場 )
4月13日
- 10:30~ 頼朝公募前祭(場所:頼朝朝墓)
4月15日
- 13:00~ 義経まつり(場所:満福寺)
- 14:00~ 伊豆の頼朝(場所:鎌倉宮)
4月16日
- 天長地久の儀
- 流鏑馬
流鏑馬の混雑状況
流鏑馬は鎌倉まつりのメインイベントなので、毎年何万人という人が訪れるため、たいへん混雑します。
混雑を避けて流鏑馬を観る方法は、2つあります。
一つは、観覧席で観るという方法です。
観覧席で観る方法は、リストバンドを購入すると、権利がGETできます。
【3/1~】震災継続復興支援「流鏑馬」に伴うリストバンドの販売についてに申し込み方法と申し込み先が記載されているので、興味ある方はこちらで購入しましょう。金額は3,000円です。
混雑を避けるもう一つの方法は、場所取り合戦で勝つことです(^O^)
流鏑馬開始は午後1時からですが、きちんとした位置で流鏑馬を観たい!という方は
午前9時には、場所どりを始めることをおすすめします。
11時には埋まってしまう可能性は高いです。
アクセス情報
鎌倉まつりのアクセス情報です。
- 場所:神奈川県鎌倉市
- 電車:JR鎌倉駅から徒歩10分。または江ノ島電鉄鎌倉駅から徒歩10分
駐車場
鎌倉まつりで利用することのできる周辺駐車場です。
どの駐車場も200m以内と近いですよ♪
- 鎌倉有料駐車場
- タイムズ鶴岡八幡宮前
- ショウワパーク鎌倉雪ノ下
- 鶴岡八幡宮参拝者駐車場
- 鶴岡八幡宮参拝者駐車場
まとめ
いかがでしたでしょうか。
流鏑馬は、混雑しますが、迫力満点なので観ておいて損はないと思いますよ!
静の舞も趣を感じることのできるイベントですね。